セラピードッグ「チロリ」

日本初のセラピードッグ・捨て犬チロリのお話本をコッコサンが作りました
チロリのまなざし

チロリは、捨て犬でした。
保健所の殺処分寸前から救われて、日本初のセラピードッグとして活躍したチロリの奇跡と活躍を綴った写真絵本が「チロリのまなざし」です。

アメリカを拠点にブルースシンガーとして活躍する大木トオルさんが1992年、日本に一時帰国した時、犬を取り囲む子供たちを偶然目にします。
それは捨てられた母犬と5頭の子犬でした。
大木さんは、子どもたちから犬の母子を預かり、仕事の合間を縫って里親探し。
子犬たちは全て貰い手がつきましたが、足に障害を持った雑種の母犬だけが残りました。
その母犬がチロリです。
一度人間に裏切られたチロリが大木トオルさんの愛情を受け、人々に愛情を与えるセラピードッグに成長する姿に感動いたします。
絵本の中のチロリのまなざしからも、勇気や元気をもらえます。
大人も思わず涙するチロリの頑張りを、子どもたちにぜひ伝えてあげてください。

チロリは亡くなってしまいましたが、銀座の繁華街にほど近い東京都中央区の公園で銅像となって、母子仲良く暮らしています。

私が受けたチロリの感動を、 子どもたちに伝えやすくしたい という思いで、この本をつくりました。 コッコ・サン 森本ちか
児童書「名犬チロリ」ができるまで
偶然もらったチラシから
チロリの講演会を知ったコッコ・サンは、
かる~い気持ちで、愛媛県松山で
開かれる講演へ出かけました。

講演でいたく感動し、
号泣してしまった
コッコ・サンは

 

 

この物語をどうにか、
子どもたちに
伝えられないかと
考えました。

 

そんなある日のこと、
岩崎書店の営業さんが
お店にやってきました。
コッコ・サンは、
チロリの話とその思いを
ポロッと話してみました。

すると、意外と本気になった
岩崎書店の営業さん。
「上司に言ってみます!」と
意気込んで帰っていきました。

その甲斐あって、2011年12月 
岩崎書店から発行した児童書が
「名犬チロリ」です。(1,404円で発売中)

チロリの成長とセラピードッグとしての活躍の軌跡を読みやすく綴った、とってもためになる一冊です。

2013年
新聞社主催の夏休み読書感想文課題図書にもなりました。
2014年
11月の時点で全国で6万冊も読まれています。
そして2011年12月 
リーブル出版さんより
写真絵本
「チロリのまなざし」を発行。

優しい瞳で人とふれあうチロリの姿に
小さなお子さまから大人までがキュンとなったりホロッとなったり…
読んだ後、じわっと心があったかくなる、
感性を優しく刺激してくれる絵本です。

(1,620円で発売中)

セラピードッグとは?

犬が持つ人間への忠誠心と深い愛情で、高齢者を始め、障害を持つ方や病気(癌や精神)の治療を必要とする患者さんの、身体と精神の機能回復を補助する犬達をセラピードッグと言います。
セラピードッグ達が患者さんの心身の状態と向き合い、辛いリハビリに寄り添うことで、記憶を取り戻したり、動かなかった手や足が動くようになる効果があります。

国際セラピードッグ協会では、犬達の個々の能力や性格を大切に育て、対象となる方々の症状に合わせた治療の補助をしています。
チロリをセラピードッグとして育てた大木トオルさんが、一般財団法人 国際セラピードッグ協会を設立し、セラピードッグの支援普及活動を行っています。

お問い合せ
「チロリのまなざし」「名犬チロリ」についてのお問い合せは
コッコ・サンまでお気軽に!